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この夏、親と話しておきたい7つのこと!

2019-08-02
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~帰省しても、しなくても~


この夏実家に帰り、この季節、気になるのが親の様子。
元気なのか、困っていることはないのかなどなど心配は尽きません。
オヤノコトでは、そんな「気になる7つのポイント」について
親と話す時に役に立つ記事として情報を集めました。
この夏こそ是非、役立ててください。
 

帰省のタイミングで親のことを考えよう!
 

親が高齢期を迎える頃、子世代は40~50代の働き盛り。
子どもの教育や仕事に多忙な日々を送っています。
離れて暮らす親のことが気になりながら、頻繁には帰省できないのも事実。
頭の片隅で親のことを気にかけながら、何もできていない。
そんな子世代は、どのように親とかかわっていけばよいのでしょうか。

 

帰省したら親の様子をチェック

久しぶりに帰省して親に会うと、背中が丸くなっていたり、耳が遠くなっていると感じることはありませんか。
そう感じても、「気になることは山ほどあるけれど、何から手をつけたらいいかわからない」という子世代の声が「オヤノコト編集部」にたくさん寄せられます。離れて暮らす親の様子は、意識して観察しないとわからないものです。
そこで、親と会話をする時間をもっと増やすことをおすすめします。
そのうえで、日常生活において困っていること、命にかかわる異変や認知症の兆候がないかを、気遣いながらさりげなく観察してください。
ただ、親の性格に合わせて、どこまで関わるかも大切なポイントですね。


親の暮らしを守ることは、自分の人生を守ること

日本人の平均寿命が男女ともに80歳を超え長寿国となりましたが、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる「健康寿命」は、男性が72・14歳、女性は74・79歳です(2016年、厚生労働省)。つまり、平均寿命までの約10年間は、なんらかの支援が必要な「要支援」「要介護」の状況になる方が多いと言われています。「親は離れていますが、まだ元気で暮らしているので大丈夫」。そんな楽観的な人が多いのですが、それで本当に大丈夫でしょうか。
たとえ健康でも、一人暮らしで誰ともしゃべらなかったら? 
一人暮らしだけど、毎日の食事はちゃんと食べてる? 作ってる? 風邪などで体調を崩したときはどうしてる?
様々なシチュエーションで、親はどうしているのか?
その状況をあなたはしっかりと把握できているでしょうか。
「オヤノコト」編集部の調査(※)では、「親の介護が必要になった場合、今の職責を全うできると思いますか?」の問いに、「続けられるが大変」「続けられないと思う」と回答した人が約8割もいました。
親の異変に気付かず、ある日突然介護離職をするようになってからでは遅いかもしれません。
親世代の生活を見守り、環境を整えるための情報収集を積極的に行うことは、とても大切なのです。
それは自分と自分の家族の生活を守ることにつながるからです。


※「親の介護に関する意識調査」株式会社オヤノコトネット(2016年3月)

「オヤノコト」世代が心配している、離れている親のこと

「骨折・転倒」は、要支援者になる主な原因のひとつです

本人も周囲も気づかないまま認知症が進行することも

子どもが知らない間に親が入院していたというケースもあります

考えておきたい、話しておきたい、7つのこと

①これからの住まいのこと

老人ホーム等への住みかえ、リフォームなど
これからの住まいを、どこで、誰と、どうするか?
話しておきましょう
 

②親の運転のこと

見守り装置、代替手段、自動車保険など
気になる親の運転について、話しておきましょう
 

③健康のこと

認知症予防、歩行障害、聴こえなど
不調を察知するためにも確認しておきましょう
 

④お金のこと

相続、生前贈与、家族信託、保険各種など
いろんなお金のトラブルを回避するための話し合いを。
 

⑤エンディングのこと

お墓の引っ越しや墓じまいこと、葬儀のことなど
終活のあれこれ話しておきましょう。
 

⑥親の見守りのこと

安否確認、家事代行、防犯など
離れて暮らす親の見守りについて。
 

⑦親のやりたいこと

旅行や趣味など、親がやりたいと思っていることをヒヤリングしましょう。
 

この夏、注意してチェックして欲しい親のこと(身体編)


①食卓に手をついたり、食卓を引いて立ち上がるようになった

②室内を歩くとき、テーブルだけでなく、椅子につかまっている

③壁に手垢が付いている(階段・廊下・玄関の段差等)

④布団を敷きっぱなしにしている

⑤お風呂に入るのを面倒くさがっている

⑥買い物に行かなくなった。料理をしなくなった

⑦買ったものを床に置いたままにしている

⑧食器を食器棚にしまわず、出しっぱなしにしている

認知編


①今日の日付が思い出せない

②通い慣れた道で迷うことがある

③使い慣れている道具の使い方がわからない

④簡単な計算に手間取ったり、間違えたりする

⑤親しい人との付き合いが減り、外出しなくなる

⑥料理や洗濯など、段取りが必要なことができない

⑦鍋を焦がしたり、ガスの火を消し忘れる

⑧知っているはずの物の名前や、言葉がうまく出てこない

⑨イライラしたり、不安が強くなるなど、情緒が不安定

⑩前に買ったことを忘れ、同じ物をたびたび買ってしまう

⑪同じことを何度も尋ねたり、話したりする

⑫お風呂に入るのを嫌がり、身だしなみがだらしなくなる

⑬置き忘れやしまい忘れが目立つ

⑭待ち合わせの時間や場所をよくまちがえる

⑮趣味や楽しみに対する関心がなくなる

 

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