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相談事例から考える、お墓の選び方 Vol.5 事例から学ぶ! お墓のお手入れ 補修とリフォームのこと(須藤石材)

2023-02-21
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お墓は一年中屋外で強い日差しや雨風にさらされているため、徐々に劣化による損傷が生じてきます。部分的な補修で済む場合もありますし、傷みが激しい場合には、墓石を交換するような大掛かりなリフォーム工事となる場合もあります。

 

このコラムをお読みになられている方の中にも、お父様やおじい様、またはそれより前のご先祖様が建てられたお墓を、継いでおられる方も多いかと思います。お墓参りに行かれた際、お墓のどこかに気になることはありませんか? お墓に何かしらの不具合がある際は、早めに石材店に相談して、対処することをお勧めします。

お墓のことで悩んだら・・・「オヤノコト」お墓の相談室へ。

お墓に関するお悩みごとは、お気軽にご相談ください

(相談業務委託先:須藤石材株式会社)


親のお墓、どうしよう? どうやって決めたらいい?
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老朽化してきたお墓をリフォームしたい
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「お墓のこと」・・・こんな時は石材店に相談してみましょう!

①目地が壊れている

墓石の接合部分には、雨水の侵入と見栄えを良くするために目地を入れます。以前はセメントが使われてましたが、最近の目地は樹脂製のコーキング材を使用しており、ある程度の耐久年数があります。セメント製の目地は壊れやすいため、コーキング材の目地に入れ直す方も多いです。

②墓石の傾きやズレが気になる

私たちの暮らす日本は地震が多く、長年の間に揺れが重なるにつれて、墓石に傾きやズレが生じてしまうことがあります。そのままにしておくと、倒壊する可能性もありますので、早めに元に戻した方が安心です。

③植木が成長してしまい手入れが大変

墓所内に植えられた樹木が成長してしまうと、剪定するだけでは収まらず近隣のお墓に迷惑を掛けてしまうことも。また、根っこが成長すると、墓所の基礎を壊してしまうこともありますので、場合によっては抜根をした方がよいです。

④雑草がすぐ伸びてしまう

玉砂利の隙間から延びてくる雑草。いくら抜いてもすぐに伸びてきてしまい、手入れに苦労をする方も多いです。雑草防止のために、玉砂利の下にコンクリートを敷き詰める方法があります。

⑤墓石の汚れが落ちない

タオルで水拭きをするだけでは落ちない頑固な汚れは、専門のクリーニングで綺麗にする他、墓石を取り外して磨き直す方法もあります。ただし、墓石の傷みが激しいと、作業中に欠けてしまう可能性があります。その場合は、墓石を全て建て替えることも検討する必要があります。

⑥外柵の石が欠けてきた

ひと昔前のお墓は、外柵にはやわらかい材質の石が使われていることが多く、ヒビや欠けが生じやすいです。損傷の程度にもよりますが、今後のことも考えると、外柵を全て作り直すリフォーム工事がお勧めです。

外柵工事の一例。石材を取り替えたのは手前部分(階段・腰石・羽目・板石・拝石)のみ、イメージががらっと変わります



ところで、お墓の補修やリフォームの相談は、どこにお願いすればよいのかわからないとの声をよく聞きます。一番よいのは、お墓を建てた時の石材店にご相談することです。どこの石材店で建てたかわからない時は、民間霊園の場合は管理事務所、寺院墓地の場合はご住職にご相談ください。都立霊園や市営霊園などの公営霊園の場合は、指定の石材店がありませんので、どこの石材店に頼んでも大丈夫です。

石材店からみなさまへのお願いです。

●お墓参りに行かれた際は墓石に付いた汚れを、きれいに落としてあげてください。水拭きで十分です。それだけでも、墓石の色艶の持ち具合が変わってきます。逆に洗剤などはシミの原因にもなりますので、使わないようにしてください。

 

●石材店はお墓を建てるまでが仕事ではありません。 建てた後のメンテナンスも我々の仕事です。お参りに行かれる方、そこに眠るご家族の方、みなさまがやすらぎを感じられる場であり続けられるように、お手伝いをさせていただきます。困ったことがありましたら、いつでも私たちにご連絡をください!

私がご相談をお受けします

須藤石材株式会社 塩崎唯一氏
(昭和49年生まれ、千葉県出身)
趣味:鉄道旅行・料理・お酒は少々・日本ハムファン
座右の銘:「お墓は日本の文化」「ご先祖があっての今の自分」

最初に自己紹介を兼ねて・・・
私が須藤石材に入社したのは平成8年。大学の就職課で求人票を見て応募しました(よくお墓が好きだったの?と聞かれますが違います)。新入社員の時から牛久浄苑、船橋森林霊園などの現場勤務をしたおかげで、霊園管理、墓石発注、 宗教の事など、現場でしか覚えることのできない、石屋のいろはを学びました。入社して今年で27年目を迎え、今まで多くのお客様のお墓のお悩みを聞いて参りました。抱えられている問題はご家族ごとに違うため、毎回のご相談を大切にお受けしています。いつも感じるのは、お墓についてご家族みなさんと本音でお話をしていただけたらいいのにということ。

親世代は子世代に遠慮をされてか、ご自分の本当の気持ちをお話されず、反対に子世代はお墓のことは実感が湧かず、あまり話を聞いてくれないようです。

お墓は、これからずっと家族で守っていくものですので、ぜひ本音でお話していただきたいです。話しにくいなというときには、私が間に入ってお手伝いします。
その時は、ご家族でいらしてください。

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