家族の絆を大切にする、お墓の選択肢とは……
「散骨」や「樹木葬」、さらには「墓じまい」など、供養の形が多様化しています。
その一方で、遠方にある先祖代々のお墓に、なかなかお参りできないことに悩んでいる子世代も少なくないのではないでしょうか。仏壇だけでなく、墓石・屋内墓苑事業も手がけている株式会社はせがわ東京営業部の小林康治さんにお聞きしました。
50年先までを見据え、後悔のない選択肢を提案
小林さんによると、近年、田舎にある先祖代々のお墓を自分の代で何とかしたいと、お墓のお引越しを相談される方が増えてきているそうです。「結婚されていない方や、結婚していても子どもがいないという方が増え、核家族化が今後いっそう進むことが予想されるなか、お墓をどんな形で次の世代に遺すのか、または完全にお墓をしまうのかなど、ご家族によってご供養の相談は多様化しています」。
子世代に共通するのは、命のつながりや家族の絆を大切にしたいという想い。小林さんはそんな想いにこたえようと、ご家族の状況をよく聞いて、50年先までを見据え、そのご家族にとってよりよい選択肢を提案するようにしています。
「利便性が良くお参りしやすい」。 屋内墓苑を選ぶ家族が増えている
お墓のお引越しを考えるとき、公園墓地や寺院墓地などの一般的な墓地のほか、屋内墓苑、永代供養、樹木葬や散骨などさまざまな選択肢があります。
「子世代の生活スタイルに合っていて、さらに次の世代が継ぎやすい形をおすすめすることが多いですね」。
なかでも新しいお墓の形として、近年増えているのが屋内墓苑。自動搬送式の納骨堂です。都心で墓地を求めるのに比べると経済的な負担が少なく、宗旨や宗派も問いません。
またお墓を承継する人がいなくても、合葬墓や合祀施設で供養してもらえるので安心です。何よりお参りのしやすさは屋内墓苑ならでは。
都内7カ所にある はせがわの屋内墓苑は都心の交通の便の良いところにあるので、天候に左右されず、思い立ったときに気軽にお参りできます。
「高齢になって車を手放した親世代が行きやすいこともあり、墓参回数は平均すると年に8~9回になります」。毎日墓参される方もいると聞いて驚きました。
ただお墓のお引越しとなると、大変そうで二の足を踏む子世代も多いのでは。はせがわでは、そんな子世代をきめ細かく支援しています。
「お墓のお引越しは一生に一度あるかないか。慣れている方はいません。煩雑な書類手続きは、書き方までアドバイスし、スムーズに仏事が終えられるようお手伝いしています」。
小林さん自身、親の近くに住む兄夫婦に子どもがなく、お墓を今後どうしていくかはまさに自分ごとだと言います。「子世代だけで決めてしまうのではなく、親が元気なうちに、親の考えを聞いておきたいですね」。
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屋内墓苑「沙羅浄苑」(東京都豊島区)
「沙羅浄苑」(写真)は、池袋から徒歩5分という好アクセス。参拝ブースには常に花が手向けられており、線香も用意されているので、手ぶらでも365日お参りが可能です(参拝時間は10:00~18:00)。
後継者がいない場合でも、永代供養墓に安置し供養してもらえます。また法要を執り行える「沙羅ホール」が隣接しており、法事もできます。館内設備はバリアフリー。※見学・資料請求は直接ご連絡を。
資料をご請求の方に、「失敗しないお墓のお引越し・お仏壇選び・お墓選び」3点シリーズを差し上げます。企業より直接お送りします。
お問合せ:株式会社はせがわ|0120-11-7676
受付時間:10:00~18:00(不定休)
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